ごあいさつ
神奈川県日本拳法連盟会長の小島健一です。
「和を以って貴しと為し、忤ふること無きを宗と為せ」 これは今から千四百年程前に聖徳太子が定めた「十七条憲法」第一条の書き出しですが、今もこの精神が日本人の国民性に通底しているように私は思います。この意味するところは「和を大切にして争いを起こさないようにしなさい」ということですが、日本はギネスに認定された世界で最も古い国家であると同時に、世界で最も平和を愛する国家であり、またそうあるべきだと私は確信しています。そして同時に、戦えばこれほど強い国はないとも思います。 残念ながら、先の敗戦によって、それまで脈々と続いてきた日本の歴史は分断され、戦前の日本が一方的に悪とされてしまった側面はありますが、それでも、ひとたび大災害等が起きた際には、日本人の我慢強さ、秩序正しさ、利他の精神が厳然と現れ、世界中を感動させたことは記憶に新しいことと思います。 私共は、日々の修練を通じて、これらの精神を次の世代へ繋げていく使命があると思っております。その為にも我々は心身ともに強くなくてはならないのであります。 御承知のように、私共の日本拳法は、防具を装着することで、より安全で且つ実践的な練習・試合を可能とする武道であり、昨今では自衛隊や警察の訓練にも取り入れられ、海外での修練者も増えてきております。 また、その一方で、連盟として、武士道精神を涵養し、礼儀、礼節を第一義として日々修練を積んでいる団体であり、将来の日本を担う健全な青少年の育成の一助となるべく今後も様々な活動を展開していく所存であります。 皆様方におかれましては、当連盟に対しまして、引き続き、温かい御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げ、会長の挨拶とさせていただきます。
ごあいさつ
神奈川県日本拳法連盟 会長補佐 田畑精一でございます。 日本拳法と言えば少し耳慣れない言葉かも知れませんが、日本拳法は昭和初期に澤山宗海宗家によって誕生した、打撃技・蹴り技・投げ技・関節技等を駆使する武道であり、警察の逮捕術、自衛隊の徒手格闘術の基本ともなっている武道です。武道であるからには、そこには当然ながら、礼儀・礼節・身嗜みが厳然として存在しており、これらを踏まえての修練となります。 しかしあまり堅苦しく考えずに、武道精神を有するスポーツと理解し、老若男女の方々に広く修練して頂きたいと存じます。幼年、少年諸君には、健康な身体づくりと少年らしい爽やかな身嗜みと精神を、成年諸君には一生を通じた健康な身体づくりと、社会人としての一層の精神的向上を目的として、厳しく、楽しく修練して頂きたいと存じます。 また、稽古には安全に充分考慮した防具を着装して行っておりますのでご安心下さい。 入門ご希望の方は当連盟広報部にご連絡頂ければご案内をさし上げます。私達はいつでも皆様を心よりお待ちいたしております。
神奈川県連盟の設立
日本拳法の神奈川県下への普及を図ると同時に、日本拳法修練を通じて青少年の健全な心身の向上をはかり、また社会人としての礼儀・礼節を有する人間形成を目的として、当時、磯子、鴨志田、井土ヶ谷、大和において指導をおこなっていた下記指導者有志において設立発起がなされ、平成13年10月13日横浜市南区井土ヶ谷中町44-3に於いて設立総会が開催され、ここに「神奈川県日本拳法連盟」が会員約40名にて正式に発足。
■ 設立発起人 | 小野謙治、 黒沢時三、 小室昭治、 高橋いづみ、 田中宏、 土肥豊 |
■ 設立時役員 | 会 長:土肥豊 副会長 :黒沢時三 理事長:小野謙治 事務局長:小室昭治 |
■ 設立時事務局 | 横浜市南区井土ヶ谷中町44-3 |
組織図
神奈川県日本拳法連盟 役員
(顧 問) | 松田 良昭 | 神奈川県議会議員 | |||
(顧 問) | 森 正明 | 神奈川県議会議員 | |||
(相 談 役) | 土肥 豊 | 日本拳法連盟 首席師範 昇段級審議会議長 | |||
(会 長) | 小島 健一 | 神奈川県議会議員 | |||
(理 事 長) | 金児 浩志 | (公)神奈川県体育協会評議員 県大会実行委員長 | |||
(会長補佐) | 田畑 精一 | ||||
(副理事長) | 大貫 政直 | 審議部部長 安全委員長 | |||
(副理事長) | 窪田 守 | 審判部部長 | |||
(事務局長) | 押樋 誠一 | (広報部長) | 石井 由助 | ||
(経理部長) | (押樋 誠一) | (渉外部長) | (石井 由助) | ||
(理 事) | 川崎 正文 | (理 事) | 小野 隆一 | ||
(理 事) | 黒沢 時三 | (理 事) | 鎌田 晴雄 | ||
(理 事) | 田中 宏 | (理 事) | 松尾 さつき | ||
(理 事) | 山本 正章 | ||||