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令和5年度第2回神奈川県武道連絡協議会理事会の報告

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武道連絡協議会の理事会が11月30日(木)13:30~県庁8F会議室にて行なわれました。
神奈川県日本拳法連盟より、理事長 金兒および会長補佐 田畑が出席いたしました。

 

私感・雑感(記・田畑)

昨11月30日(木)、神奈川県日本拳法連盟として、「神奈川県武道振興議員連盟」と「神奈川県武道連絡協議会」主催の令和5年度講演会に金児理事長と出席してきました。

この講演会は神奈川県武道連絡協議会に加盟している、合気道連盟・空手道連盟・弓道連盟・剣道連盟・銃剣道連盟・柔道連盟・少林寺拳法連盟・相撲連盟・薙刀連盟・日本拳法連盟 の内、毎年一連盟がその発祥・歩み・競技内容・活動状況等諸々を講演するのである。
今回は神奈川県銃剣道連盟鈴木名誉会長が話され、その概要。
1)銃剣道とは。
2)発祥・今までの歩み。
3)競技内容・所信・今後の進め方。
4)普及・振興…ジュニア・女性・シニア・国際。への取り組み。
特に中学校銃剣道授業に対する取り組み(令和4年度9校に実施)
5)スポーツ庁事業への参画等。

その鈴木名誉会長が言われた中で私が感じたところを簡単に。
○私自身は銃剣道は戦時の武器であるとしか認識はなかったが、銃剣道の発祥は1789年のフランス革命であり、日本へは明治時代の陸軍がフランスの指導を受けたところから銃剣が 持ち込まれ採用たという経緯。ちなみに海軍はイギリス。
○特に力を入れているのが地域(道場等)・中学校に対する行政の力を求めながらの積極的なアプローチ。
○そのために全国組織は一つに統合されており、その組織が一丸となって活動している。
○昔は戦争の道具であったが、現在は武道として人間形成はもちろん指導者・審判の育成に最大の力を注ぎ普及活動に尽力すべきと考えているが、さらにはこれをいかに継承していくかが最も重要と考えている。

日本国に認められている日本武道協議会(武道連盟)は現在、合気道連盟・空手道連盟・弓道連盟・剣道連盟・銃剣道連盟・柔道連盟・少林寺拳法連盟・相撲連盟・薙刀連盟の9連盟でありその各武道連盟本部は日本武道館内にある。

ちなみに、全国都道府県単位におけるスポーツ協会および武道連絡協議会にたいして日本拳法としては唯一神奈川県日本拳法連盟のみが加盟している。
しかし今後の最大の課題であり、夢でもあるのが日本武道協議会に加盟することではないかと切実に感じている。
今の日本拳法は現状に甘んじた、ぬるま湯につかった状態で広く大海を見ることなく「井の中の蛙」状態に陥っているとしか見えない。

今日本拳法に求められているのは他の武道・武道組織を見聞し、武道としての「礼儀・礼節・身嗜み」を浸透させ、組織運営者の自己研鑽、指導者の厳格な育成、そして緊急の課題は日本拳法が『一つの組織』として『一丸』となって普及発展に尽力すべきと痛感する。

令和5年12月1日

(注)神県連の小島健一会長は武道振興議員連盟の副会長でもあられます。